令和6年4月以降の審査の傾向について
令和6年4月以降、精神障害における障害年金の日本年金機構の審査は若干厳化されている傾向があります。
具体的には、
・障害厚生年金での請求における2級相当の単身生活の方
・診断書に薬の量の記載がある方(これは以前から傾向としてありますが)
・医師の診断書の記載(文量)が詳細でない方
です。
「以前であれば2級で認定されていたのが、3級で認定」というケースが散見されます。
審査中の返戻も多くなっている印象です。
請求時には必要な対策を講じますが、注意が必要です。
そもそも申請時期によって審査が「厳しい」「通りやすい」というのも申請する側からするとたまったものではないですが、事実としてある以上、できる限りのことをするしかありませんね。
ちなみにコロナ禍であった、令和2年~令和4年頃は逆に審査はかなり通りやすかった印象があります。(特に遡及請求はフルタイムの就労中でも認定される等、かなり通りやすかったです。)
審査機関に関しては、通常3か月程度かかっていたのが2ヶ月程度で結果が届くようになっています。