■大阪市 障害年金 うつ病 「就労継続支援A型通所中で障害共済年金3級に認められたケース」
相談者 | 男性(50代) / 就労継続支援A型通所中 / 大阪市 |
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傷病名 | うつ症 |
決定した年金種類と等級 | 障害共済年金3級 |
その他 | #就労継続支援A型 |
症状
平成21年頃、営業職として働いていた当時の職場において休日出勤や、上司との業務上のトラブルが重なりストレス過多となっておられました。イライラし、口論やトラブルが増加、倦怠感や不眠も自覚し始めました。
取引先の複数の担当者からも目つきの悪さを指摘された為、当時のかかりつけの内科医からの紹介状で心療内科を受診されました。
うつ病と診断され休職。症状が緩和した為復帰しますが、悪化という流れを複数回繰り返し、最終的には3年後に退職となりました。
退職後もコールセンター等の精神的ストレスのかかる職場を転々としておられましたが継続的な就労には至らなかったようです。
その後、就労継続支援A型に通所中に障害年金制度について知られたようですが、病歴・就労状況等申立書の書き方がわからず、また過去の出来事を文字におこすことにも躊躇があった為、当事務所にご相談頂きました。
申請結果
障害年金受給年額:約79万円
社労士の意見・感想
就労継続支援A型は賃金が発生する為、通所施設の中では最も就労している状態に近いと言えます。(この為、他の社労士事務所には受任を断られたようです。)
国民年金での請求となると3級が無い為、かなり厳しい結果が予想されますが、共済(厚生)年金であれば3級が有る為、受給の見込みはあると考えます。(また共済によっては等級審査が厳しくないケースがあるのも事実です)
また、
・発病から10年以上通院継続中
・一般就労を試みたが最長数か月で離職
・就労継続支援通所後も転所有り
という箇所も認定を左右する大きな要素であると考えました。
その他の細かな情報も病歴・就労状況等申立書に記載し、申請しました。
数か月後、ご丁寧に事務所にご来所頂き、3級での認定のご報告を頂きました。
ご足労頂いてのご報告、誠に有難うございました。