■大阪府大阪市 障害基礎年金2級 急性一過性精神病性障害 「原因がわからず内科や耳鼻咽喉科を受診していたケース」 #無就業 #20歳前傷病 #精神科以外の初診

 

相談者 男性(20代) /無就業 / 大阪市
傷病名 急性一過性精神病性障害
決定した年金種類と等級 障害基礎年金2級
その他 #無就業 #20歳前傷病 #精神科以外の初診

 

症状

高校在学中の平成22年9月頃、急に食欲が落ち始め、本人から母親に対して昼の弁当の量を減らすよう要望があったそうです。この時は内科的(胃等)な疾病を疑った為、近所の内科を受診されました。各検査を行うも異常は見られず、メンタルが主因と考え紹介状が出され精神科を受診。薬物慮法やカウンセリングを受けられました。

高校在学中は人間関係は希薄ではあったものの高校を卒業。大学に進学するも電車や大学で人目が気になることも有り次第に外出が困難となり休学を経て退学となりました。この頃同時に眩暈の症状もみられた為、耳鼻咽喉科や内科を転々とされていました。

その後やはりメンタル面を指摘された為、精神科を受診し軽度のうつと診断。加療継続しておられましたが、平成30年4月某日に容体が急変、言語理解が不可となり、数分前の記憶が無い、幻聴等の症状が出現。ご家族に連れられ連日精神科受診するもクリニックの範疇を超えていると言われ、紹介状が渡されました。翌日も容体は改善せず自殺企図等がみられた為、精神病院へ救急搬送、そのまま2か月間入院となりました。

退院後も認知療法や言語リハビリを継続しておられましたが、このタイミングで障害年金制度を知り、ご家族が相談に来られました。

申請結果

障害年金受給年額:約78 

社労士の意見・感想 

最初にかかったのは内科でしたが、精神科への紹介状が出されていましたので受診状況等証明書の取得はここで問題ないと判断しました。紹介状が発行されてたり、精神安定剤等が処方されていれば精神障害の初診で認められる可能性が高まりますが、胃薬や睡眠導入剤の処方では内科が初診とならない場合がある為、注意が必要です。(年金制度がまたがっていたり、保険料納付要件が微妙な時は尚更です)

等級については20歳前の初診ですので国民年金での請求となり、2級からしかありません。既に退院しておられましたが、現在も週に数回通院しており、就労もしておらず、日常生活も家族のサポートを要している現状を考慮すると2級にが認定される可能性があると判断しました。

当事務所作成の診断書依頼状を基に診断書を取得し、病歴・就労状況等申立書にも上記を記載し申請を行いました。

 

3か月後、2級の年金証書が届きました。

 

今後は就労継続支援A型への通所も検討しているとのことで、社会復帰に向けて準備を進めておられるようです。