■守口市 障害年金 双極性感情障害「双極性感情障害と繊維筋痛症を併発したケース」

 

相談者 女性(30代) / 無就業 / 守口市
傷病名 双極性感情障害
決定した年金種類と等級 障害厚生年金3級
その他 #無就業 #線維筋痛症併発

 

症状

幼少期より二つのことを同時進行できない、すぐにどこかへ行ってしまう等の行動は見られたようです。

学生時代も忘れ物が多い、時間を守れない等があり困ることが多くありました。

 

大学卒業後、クリニックで働いてましたが、深夜に及ぶ残業やパワハラにより抑うつ状態になり精神科受診。その後も通院を継続しておりましたが、全身の疼痛を感じるようになり整形外科を受診したところ線維筋痛症と診断されました。

申請結果

障害年金受給年額:約58 

社労士の意見・感想 

精神科受診時は厚生年金加入中でしたが、整形外科初診時は扶養の為国民年金でした。

二つの傷病を二つの制度(厚生年金と国民年金)での請求を検討、ご提案しましたが、証明書や診断書の諸費用を考慮され、厚生年金のみでの請求の方向性となりました。

診断書の内容を拝見すると2級相当でしたが、審査の結果は3級認定。審査の過程の開示請求を行うと、やはり「線維筋痛症によるADL低下有り。双極性障害では3級」とありました。

整形外科の主治医の見解では精神疾患の後発の線維筋痛症は因果関係は無いとのことでした。

ご本人様は納得されたていたようですので、受任はここで終了となりましたが、このような認定に関しては今後も課題が残るテーマであると感じております。