■大阪市 障害年金 知的障害 「療育手帳B1で障害基礎年金2級を受給したケース」

 

相談者 男性(20代) / 無就業 / 大阪市
傷病名 知的障害
決定した年金種類と等級 障害基礎年金2級
その他 #無就業

 

症状

幼少期より偏食があり、食事量の調整も困難でした。睡眠も安定せず、じっとしていることも少なく手がかかっていたとのことでした。

2歳の時に幼稚園の教員の勧めで大阪市中央児童相談所で精密検査を受け、精神遅滞の指摘を受けました。

その後、保育所や小・中学校は障害児枠や特別教室で学びました。

ご両親の希望で医療センターで検査を受け、知的障害を伴う広汎性発達障害と診断されました。

高校は専修学校へ進学。卒業後は自立訓練校に参加しました。

申請結果

障害年金受給年額:約78 

社労士の意見・感想 

今回は療育手帳を取得取得しておりましたので初診日の証明は必要ありませんでしたが、念のため初診の病院で取得しました。

現在は定期的に病院は通院されておりませんでしたので、ご自宅近くで診断書をスムーズに書いていただける精神科を紹介させていただきました。

数回通院、検査を行った後に診断書を書いていただき、病歴・就労状況等申立書を併せて申請となりました。

結果は無事2級でしたが有期認定で、3年後の誕生月に更新となりました。

最近は知的障害でも更新が必要無い永久認定ではなく、更新が必要な有期認定(一般的には初回の更新は2~3年後の誕生月)になる傾向が強まっています。

(何回か更新を繰り返した後に永久認定となるケースも有ります。)