■川西市 障害年金 「ご家族で申請しようとするも手続きが進まずご依頼いただいたケース」
相談者 | 女性(50代) / 主婦 / 川西市 |
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傷病名 | 統合失調感情障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金1級 |
その他 | #入院中 #主婦 |
症状
引っ越しをした平成5年頃から近所の人から被害妄想を感じ不穏となっておられました。その後もご家族に連れられ継続的に通院しておられましたが、病識が無く拒薬がみられたようです。
その後症状が悪化し、入院等もされていました。
平成29年の年末に近所を徘徊、大声をあげ不法侵入をためらわ告発を繰り返したため緊急車両出動し、医療保護入院となりました。
入院時も「隣人はマフィアに通じている」「ブドウ球菌由来の生物兵器を作っている」「飼い犬を虐殺された」等のエピソードを訴えておられたようです。
この段階でご家族で障害年金の申請を検討されたようですが、役所に行く時間がなかなか取れず、また行けても説明がわかりにくく、どこから手を付けたらよいかわからず困惑していた為、当事務所にご相談いただきました。
申請結果
障害年金受給年額:約97万円
社労士の意見・感想
初診は約25年前でしたが、クリニックに連絡するとカルテは残っており初診の証明書は取得可能でした。(理事長様が変わり、病院名は変更されていましたが。)
診断書については入院中であった為、日常生活の状況は把握されているかと思いましたが、資料にまとめ主治医様に送付しました。
出来上がった診断書の内容を確認しながら、当事務所で病歴・就労状況等申立書を作成申請しました。初回面談から役所までの提出は2か月半程度でした。
結果として、精神の診断書の書式において最も重い内容の診断書であったこともあり、1級で認定される運びとなりました。
今回の様に、ご家族様で申請を行おうと、色々ご自身で調べたり、年金事務所にいったりしますが時間ばかりが経過、手続きが一向に進まずに最終的に当事務所にご連絡いただくというケースが多くあります。
今回もご家族で申請を始めて6か月ほど経過した後に、当事務所にご依頼いただきました。
仮に最初から当事務所にご依頼いただいたケースと比較しますと、6か月年金の受給開始が遅れてしまいましたので、6か月分(約48万円)の損失ということになります。(事後重症請求のケースででは特に顕著です)
ご自身やご家族での申請が困難若しくは時間を要すると感じられましたら、速やかにお近くの専門家にご相談下さい。